「ウソつきピザ」を知っていますか?藤村商店だけの名物メニューの秘密
「ピザを頼んだのに、なんか違う……でも、止まらない」
そう言いながら、気づけばペロッと1枚食べ切っている。それが鉄板バル藤村商店の名物メニュー、「うそつきピザ」のリアルな姿です。
このお店に来た人のほぼ全員が注文する、口コミで少しずつ広がってきた一皿。見た目は確かにピザなのに、食べると予想を裏切られる——「うそつき」という名前には、そういう意味があります。
この記事では、うそつきピザが「ここにしかない一皿」である理由を、作り方の工程から丁寧にお伝えします。
なぜ「うそつき」なのか
ピザと言えば、小麦粉を練ったもっちりした生地に、トマトソースとチーズを乗せてオーブンで焼く——そういうものをイメージする方がほとんどだと思います。
でも、藤村商店のうそつきピザの生地は、お好み焼き用の粉で作られています。そこに醤油・長芋・出汁という和の素材を合わせた、秘伝の配合。出来上がる生地は、イタリアンのピザとはまったく異なる薄くてパリッとした食感で、口に入れた瞬間に和風の隠し味がふわりと広がります。
見た目はピザ。でも食べると、ピザではない何か——そのギャップが「うそつき」という名前の由来です。
4つの工程で生まれる、ここだけの一皿
うそつきピザは、シンプルに見えて、手を抜けない工程が重なっています。
①特製生地を仕込む
お好み焼き用の粉に醤油・長芋・出汁を合わせて生地を作ります。この配合が「和風の隠し味」の正体です。長芋が入ることで生地にふわっとした軽さが生まれ、出汁と醤油が食べた後に「なんか和食っぽいな」と感じさせる余韻をつくります。
②鉄板でじっくり焼く
生地を200度の鉄板に乗せて、底面からじっくりと火を入れていきます。鉄板の均一な熱が、生地の底をカリッと焼き上げる。この工程が「薄くてパリッとした食感」を生み出す根幹です。オーブンで焼くピザとは、熱の当たり方がまったく異なります。
③トッピングを乗せる
鉄板で焼き上がった生地の上に、それぞれのピザに合わせたトッピングをたっぷりと乗せます。チーズも惜しみなく。ここで初めて「ピザっぽい見た目」が完成します。
④バーナーで仕上げる
最後の工程が、このメニューを「藤村商店らしい一皿」にしているポイントです。鉄板ではピザの表面を焼くことができないため、仕上げにバーナーで豪快に炙ります。炎がチーズを溶かし、表面に焦げ目をつける。このバーナーの演出は、テーブルで見ることができる場合もあり、それ自体がひとつの楽しみになっています。
「食べたら止まらない」と言われる理由
うそつきピザの最大の特徴は、1人でペロッと食べ切れてしまう軽さにあります。
お好み焼き生地ベースの薄い仕上がりは、もたれる感じがありません。パリッとした食感と和風の余韻が、次の一口を呼ぶ。気づいたときには皿が空になっている——来店したほぼ全員が注文するというのは、そういうことだと思います。
また、単体でもお酒のつまみとしても機能する万能さも、注文率の高さを支えています。ビールとの相性は言わずもがな。ハイボール、ワインとも合います。「とりあえずうそつきピザ」が、藤村商店の定番の始め方になっています。
「初代うそつきピザ」から始まったメニュー
藤村商店のメニューページでは「初代うそつきピザ」という名前が使われています。「初代」という言葉が入っているのは、このメニューが試行錯誤を重ねて生まれた、店の歴史と自信の証でもあります。
お店の人気メニューランキングでは、1位が牛ハラミのステーキ、2位がこのうそつきピザです。ほぼ全員が注文するという口コミの広まり方を見ると、「2位」という数字は、むしろ来店人数×注文率で考えたとき、最も多く出ているメニューかもしれません。
初めての方へ:「とりあえずうそつきピザ」から始めてみてください
藤村商店に初めて来た方に、よくおすすめするのがこの順番です。
まずうそつきピザを頼む。次に牛ハラミのステーキ。そして飲み物を追加しながら、気になるメニューを1〜2品。それだけで、藤村商店の「らしさ」が一通り伝わります。
「バルって難しそう」と思っている方にも、うそつきピザは入口になれるメニューです。お好み焼きや焼きそばと同じ親しみやすさで、でも食べたら「なんか違う、うまい」と感じてもらえる一皿——それがうそつきピザです。
店舗情報
鉄板バル藤村商店は、学研都市線・松井山手駅から徒歩5〜6分。京都府京田辺市松井ヶ丘3丁目8-16にあります。営業時間は17:00〜23:00(ラストオーダー22:00)、定休日は火曜日です。
店舗向かいに駐車場7台分があり、車でのご来店も安心です。3名以上のグループには飲み放題付きコース(¥5,000〜、9品付き)もご用意しています。コースのなかにもうそつきピザは含まれています。


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