京田辺で手作りピザが食べられる店。こだわりの生地が美味しい鉄板バル
「手作りピザ」という言葉を見たとき、何を想像しますか。
イタリアンの職人が丁寧に伸ばした生地、石窯で焼いた香ばしい一枚——そういうイメージを持つ方が多いと思います。でも、「手作り」の本質は素材の選び方と仕込みにあります。市販の生地を使わず、素材から配合を決めて、その日のために仕込む。それが手作りの意味です。
京都府京田辺市・松井山手にある鉄板バル藤村商店のうそつきピザは、まさにそういう一皿です。お好み焼き用の粉に醤油・長芋・出汁を合わせた特製生地を、鉄板で焼いてバーナーで仕上げる。市販の生地は使っていない、ここにしかない手作りのピザです。
「こだわりの生地」とは何か
うそつきピザの生地へのこだわりは、素材選びから始まっています。
一般的なピザ生地は強力粉・水・塩・酵母が基本です。しかし藤村商店が選んだのは、お好み焼き用の粉でした。理由は鉄板との相性にあります。ピザ生地はオーブンの上下からの熱で焼き上げることを前提とした配合で、鉄板の片面加熱には向いていません。お好み焼き用の粉は鉄板調理のために作られており、高温の鉄板で均一に、底面をカリッと焼き上げることができます。
素材選びのもう一つのこだわりが、醤油・長芋・出汁の組み合わせです。お好み焼き用の粉にこの3つを合わせることで、生地に和の深みが生まれます。食べた瞬間はピザらしいパリッとした食感なのに、噛むほどに出汁と醤油の余韻が広がる——これがうそつきピザを「ここでしか食べられない」一皿にしている配合の核心です。
生地の仕込みから仕上げまで、手を抜かない4工程
うそつきピザは、注文を受けてから作り始めるわけではありません。生地の仕込みは営業前から始まっています。
お好み焼き用の粉に醤油・長芋・出汁を合わせて生地を作る。その日に使う分を、その日に仕込む。素材の状態を見ながら微調整するのが手作りの実態であり、だからこそ「いつ食べても同じ」という安定した美味しさが生まれます。
鉄板で底面をカリッと焼き上げたら、トッピングをたっぷり乗せ、最後にバーナーで表面を一気に炙る。この仕上げの炎が、チーズに香ばしさと溶け具合をつくります。4つの工程それぞれに意図があって、組み合わさることで「薄くてパリッとした、和風の余韻が残るピザ」が完成します。
「手作り」が生む食感のちがい
市販の冷凍ピザや既製品の生地との違いは、食べた瞬間にわかります。
既製品の生地は均一化のために添加物や改良剤が使われており、焼くと一定の食感に仕上がります。それ自体が悪いわけではありませんが、「そういう食感だな」という予測可能な範囲に収まります。
手作りの生地は、素材の状態が日ごとに微妙に異なります。その日の長芋の水分量、粉の状態、温度と湿度——これらが少しずつ影響して、「今日のうそつきピザ」という一枚になります。「また食べたい」と思わせるのは、そういう手作りのわずかなゆらぎが積み重なった結果かもしれません。
手作りピザをつまみに飲む夜
藤村商店のうそつきピザは、お酒のつまみとしての役割を前提に設計されています。
薄くてパリッとした軽い食感は、飲みながらつまむのに適しています。もたれる重さがなく、1人でも1枚ペロッと食べ切れる。それでいて、和風の旨みが口のなかに残るから「もう一口飲みたい」という気持ちになる。うそつきピザとお酒のあいだには、お互いを引き立て合う関係があります。
ビールとの相性が特に評判ですが、ハイボール、ワイン、日本酒とも合わせられます。「手作りのピザで一杯飲む夜」は、思っているより気軽に実現できます。
京田辺・松井山手で手作りピザが食べられる店
京田辺市・松井山手エリアで、生地から手作りのピザを出している居酒屋・バルは多くありません。チェーン店の居酒屋メニューにあるピザの多くは、既製品の生地を使っています。
藤村商店のうそつきピザは、素材の選定・生地の仕込み・鉄板焼き・バーナー仕上げという4工程を経て、その日に提供される手作りの一皿です。地域のなかで「手作りピザが食べられる店」として選ばれるのは、そういう理由があります。
店舗情報
鉄板バル藤村商店は、学研都市線・松井山手駅から徒歩5〜6分。京都府京田辺市松井ヶ丘3丁目8-16にあります。営業時間は17:00〜23:00(ラストオーダー22:00)、定休日は火曜日です。
店舗向かいに駐車場が1台分あり、車でのご来店も可能です。3名以上のグループには飲み放題付きコース(¥5,000〜、9品付き)もご用意しています。コースのなかでもうそつきピザをお楽しみいただけます。


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