6月8日(月)~6月10日(水)は臨時休業です。

松井山手で長く続く理由がある店

「行きつけのお店って、どうやって見つけるんだろう?」――そう思ったことはありませんか?

美味しいと評判の店に行ったけれど、なんとなく落ち着かなかった。逆に、たまたま入ったお店でホッとできて、気づいたら何度も通っていた。そういう経験、きっと誰にでもあると思います。

松井山手駅から徒歩6分。住宅街の中にひっそり構える鉄板バル藤村商店は、2024年で創業13年を迎えました。派手な看板もなく、広い駐車場もない。それでも地元の方々がリピートし続けるのは、なぜなのでしょう。

今回は、オーナーシェフ・藤村知広の一日に密着しながら、その理由を探ってみました。

こんな方におすすめ

  • ✅ 松井山手・京田辺エリアで行きつけのお店を探している方
  • ✅ 気取らず入れる鉄板焼き・居酒屋を知りたい方
  • ✅ 長く愛されるお店の「理由」が気になる方
  • ✅ 女子会や家族での外食先を探している方
  • ✅ コスパよく本格的な料理を楽しみたい方
松井山手で長く続く理由がある店 | 鉄板バル藤村商店

午後2時:仕込みは「対話」から始まる

フジムラです。開店前の準備って、実はお店の性格がいちばんよく出る時間だと思っています。

この日の午後2時、藤村知広はすでに厨房に立っていました。まず向かうのは、野菜の確認。京田辺・久御山・八幡・宇治田原――京都南部の生産者から届いた地元野菜を一つひとつ手に取り、状態を確かめていきます。

「野菜って、毎日同じようで毎日違うんです。季節の変わり目なんか特に。今日の状態でバーニャカウダのソースの濃さを少し変えることもある」

業界経験33年。ホテルのレストランで接客の世界に入り、鉄板焼きの道へ進んだ藤村は、素材を「見る」ことに長けています。熟成牛の状態、A5ランク飛騨牛の脂の入り方、宮崎産黒毛和牛の色艶――仕込みは食材との対話から始まるのです。

厚さ約25mmの分厚い鉄板も、営業前に丁寧に手入れします。蓄熱性が高いこの鉄板は、200℃を超える温度で肉の表面を瞬時に焼き固め、中の旨みと肉汁を閉じ込めるための道具。「道具を大切にすれば、料理が答えてくれる」と藤村は言います。

午後5時:「気取らない」がコンセプトの意味するもの

開店1時間前、仕込みのピークを迎えます。この日の名物「うそつきピザ」の生地の準備も、ここで行われます。

お好み焼き用の粉を使った独自の生地に、トッピングを乗せ、最後にバーナーで仕上げる――このピザが誕生したのも、「難しく考えない」という藤村の姿勢から生まれたと言います。「高級感を出すために生地から変えるより、うちの鉄板とバーナーで美味しくできるものを、ひたすら追いかけた。そうしたらこうなった」という、至ってシンプルな話です。

開業のきっかけを聞くと、「気取らず普段使いできる鉄板焼きの店を作りたかった」と即答します。ホテルのレストランで培った「丁寧さ」はそのままに、「敷居の高さ」は徹底的に取り除く。その絶妙なバランスが、藤村商店のスタイルです。

客単価は3,000円〜6,000円。飲み放題付きのコースもご用意しています。松井山手という住宅エリアで、家族連れも女子会グループも、気軽に「今夜どこ行く?」の選択肢に入れてもらえる価格帯を、開業以来ずっと守ってきました。

✓ ここまでのポイント

  • 仕込みの段階から地元野菜・食材の状態を確認し、その日の料理に反映させている
  • 約25mm厚の鉄板を使い、肉の旨みを逃さない焼き方にこだわっている
  • 「気取らず普段使いできる店」というコンセプトが、価格設定にも料理にも一貫している

午後6時:オープンキッチンが生む、あの距離感

「いらっしゃいませ」と声がかかる前から、鉄板が熱せられる音と香りがお客様を迎えます。18席の小さな空間で、藤村は常連さんとも初来店のお客様とも、同じ目線で話します。

オープンキッチンは、単なるオシャレな演出ではありません。「お客様が何を食べているか、どんな表情をしているか、常に見えている。それが大事」と藤村は言います。牛ハラミステーキを鉄板に乗せるタイミング、野菜の焼き色がつく瞬間――料理のライブ感がそのまま食卓に届く、この構造が「藤村商店らしさ」の核心にあります。

滞在時間の制限はありません。「ゆっくり飲めない」「落ち着いて話せない」という悩みを持つお客様が多いことを知っているから、回転率より居心地を優先してきました。それが結果的に、「また来たくなるお店」という評価につながっています。

「一人でもグループでも居心地がいい。何度来ても、いつも自分のペースで過ごせる」

40代・女性

「うそつきピザは毎回取り合い。何を食べても美味しくて、コスパが良いのに本格的」

30代・女性グループ

午後9時:お客様が帰ったあとに残るもの

閉店後、翌日の仕込みのメモを書きながら藤村はこう言います。「13年続けてこられたのは、料理の力だけじゃないと思ってます。人と人がつながる場所を作ろうとして、それが少しずつ根付いてきた感じがする」

松井山手は、落ち着いた大人の住宅エリアです。八幡市や枚方市からわざわざ足を運んでくださる方も増えました。14人以上からの貸切にも対応しており、歓送迎会や女子会、誕生日のお祝いにも使いやすい店として認知が広がっています。(誕生日ケーキの持ち込みもOKです)

「長く続く理由」を探しに来たはずが、取材の最後に気づいたことがあります。藤村商店が続いているのは、藤村が「続けようとしている」からではなく、来てくれるお客様が「また来たい」と思い続けているから。その積み重ねが13年なのだと。

まとめ:松井山手に、あなたの行きつけを

鉄板バル藤村商店が13年間愛され続けてきた理由は、特別なことの中にあるのではありませんでした。毎日の仕込みを丁寧に、素材と向き合い、お客様の顔を見て料理を出す。気取らない空間で、ゆっくり話せる時間を提供し続ける。その積み重ねが、松井山手の地に根を張った「行きつけの店」を作ってきました。

一人でふらっと立ち寄っても、仲間と賑やかに来ても、夫婦でゆったり過ごしても――どんな使い方でもお待ちしています。

なお、通常は火曜定休ですが、4月28日(火)・5月5日(火)は特別営業します。連休中のお食事にもぜひどうぞ。ご予約はお早めに。

ご予約・お問い合わせは、お電話またはネット予約からどうぞ。お気軽にご連絡ください。

📞 0774-64-1164

ご予約はこちら

皆さまのご来店を、藤村商店一同、心よりお待ちしております。

コメント