松井山手で明日の活力をもらえる店。金曜夜のサラリーマンに密着してみた

4月も終盤に差しかかると、街の空気がふわっと軽くなる気がします。新年度の緊張感がほどけはじめ、「今週末はちゃんと飲みたいな」という気持ちが膨らんでくる頃。松井山手の住宅街もそれは同じで、金曜の夕方になると駅のホームに降り立つ人たちの足取りが、どことなく弾んで見えます。

こんにちは、鉄板バル藤村商店の藤村知広です。今回は、そんな金曜夜の店内の様子を、私自身の視点でそのままお伝えしてみようと思います。「気の置けない仲間と、時間を気にせず心ゆくまで楽しめる店が欲しい」——そんな想いで開業した店が、実際の金曜夜にどんな顔を見せているか。少しだけのぞいていただければ。

こんな方におすすめ

  • ✅ 仕事終わりに仲間とゆっくり飲める店を探している方
  • ✅ 松井山手・京田辺エリアで雰囲気の良い居酒屋を知りたい方
  • ✅ コスパ良く、料理もお酒もちゃんと楽しみたい方
  • ✅ 滞在時間を気にせず会話に集中できるお店を求めている方
  • ✅ 鉄板焼き・名物メニューが気になっている方
松井山手で明日の活力をもらえる店。金曜夜のサラリーマンに密着してみた | 鉄板バル藤村商店

金曜16時。仕込みの鉄板が教えてくれること

営業前の仕込みは、私にとって一日の中でいちばん集中できる時間です。厚さ約25mmの鉄板を温めはじめると、ゆっくりと熱が全体に広がっていく。その感覚で「今日の鉄板の機嫌」がわかる、というのは少し大げさかもしれませんが、33年この仕事をしていると、道具との対話みたいなものが生まれてきます。

その日仕入れた牛ハラミの状態を確認しながら、何度で焼くかをざっくりとイメージする。地元・久御山や宇治田原から届いた野菜の顔を見て、バーニャカウダに使うか、それとも別の仕立てにするかを考える。こういう積み重ねが「何を食べても美味しい」という言葉につながるんだと、ずっと信じてやっています。

ホテルのレストランで接客の仕事をしていた頃から、私が一番気になっていたのは「料理の出来」よりも「お客様が帰り際にどんな顔をしているか」でした。満足しているかどうかは、帰るときの表情に全部出る。だから仕込みは、その表情を想像しながらやっています。

18時すぎ。最初のグループが扉を開ける瞬間

金曜の開店直後は、だいたい3〜4人組のグループが多いです。会社帰りのスーツ姿、少しほどけたネクタイ。「今週もお疲れ様でした」という空気を背負って入ってくる。そういう方たちを迎えるとき、私は無意識に少し声のトーンを上げています。この店に来たら、仕事モードから切り替えてほしいから。

席についてもらったら、まずはドリンクをさっと出す。乾杯の瞬間を待たせない。これはホテル時代に染み付いた習慣です。最初の一杯が早く出てくると、場の空気がほぐれるのが早い。小さなことですが、ここは絶対に手を抜かない部分です。

18席という規模は、私が意図的に選んだサイズです。広すぎると声が届かなくなるし、料理の温度管理も難しくなる。この距離感だから、カウンター越しにお客様と会話できるし、鉄板の前でライブ感を届けられる。オープンキッチンにしたのも、「料理を見せながら食べてもらいたい」という気持ちからです。

✓ ここまでのポイント

  • 厚さ約25mmの鉄板と33年の経験が、「何を食べても美味しい」を支えている
  • 18席・オープンキッチンという設計は、距離の近い接客とライブ感を生み出すための意図的な選択
  • 最初の一杯を素早く出すことで、仕事モードから楽しむモードへの切り替えをサポート

名物「うそつきピザ」が運ばれると、テーブルが変わる

金曜夜の定番オーダーといえば、やっぱり「うそつきピザ」です。お好み焼き用の粉を生地に使って、バーナーで仕上げるこの一品は、ピザでもお好み焼きでもない、この店だけの料理。名前の通り、「なんか騙されてるけど美味しい」という感じが人気の秘密なのかもしれません。

テーブルに運ぶと、必ず誰かが「わあ」と声を上げる。そして気づくと、取り合いになっている。「うそつきピザは毎回取り合い」というお声をよくいただくのですが、毎回それを見るたびに、開業してよかったなと思います。料理でテーブルが盛り上がる瞬間が、私がいちばん好きな時間です。

牛ハラミステーキも金曜夜は動きが速い。200℃超に熱した鉄板で表面を瞬時に焼き固めることで、中の肉汁を逃さない。産地・部位・熟成度を見極めた上で鉄板の温度を使い分けていますが、そういう裏側よりも、「ひと口食べた瞬間の顔」がすべてだと思っています。A5ランクの飛騨牛や宮崎産黒毛和牛も扱っていますが、大切なのはその日の状態に合った焼き方をすること。これは33年変わらない軸です。

「何を食べても美味しい。また来たくなるお店です」

40代・男性(常連のお客様)

「コスパが良くて、一人でもグループでも居心地がいい。金曜に来るのが習慣になりました」

30代・女性(常連のお客様)

21時。時間を忘れた会話が始まるとき

金曜夜の店内がいちばん賑やかになるのは、21時前後です。最初のグループが2杯目・3杯目に入り、新しいグループが加わり、気づくと店全体がひとつの空気になっている。

この店には滞在時間の制限を設けていません。「もう少しいていい?」と聞かれることが多いのですが、「ぜひどうぞ」と答えるのが当たり前になっています。料理と会話が続いている間は、それがこの店の正しい使われ方だと思うから。仕事の話、子どもの話、他愛もない話。そういうものが積み重なっていくと、気づいたら行きつけの店になっている——それがいちばん嬉しいことです。

飲み放題付きコースを使ってくださるグループも多く、3,000円〜6,000円の価格帯でしっかり楽しんでいただけるようにしています。「コスパが良い」という声は、単純に安いというよりも、「この内容でこの価格なら納得できる」という意味だと受け取っています。それを維持するために、食材の選定と仕込みに手を抜かない。地元・京田辺や八幡・宇治田原産の野菜を使い続けているのも、そのためです。

閉店後。また来週の金曜が楽しみになる理由

お客様が帰ったあと、鉄板を丁寧に磨きながら今日の夜を振り返ります。うまく焼けたこと、もう少しタイミングが良かったなと思うこと、常連の方が喜んでくれた顔——そういうものを頭の中で整理していると、また来週が楽しみになってくる。

「気取らず普段使いできる鉄板焼きの店を作りたい」という想いで開業して13年。松井山手という住宅街の中で、金曜夜に仲間と乾杯できる場所であり続けることが、私の仕事だと思っています。

新年度が落ち着いてきたこの季節、「今週は誰かと飲みたい」と感じたときは、ぜひ藤村商店を思い出してください。4月28日(火)・5月5日(火)は通常定休日の火曜日ですが特別営業します。ゴールデンウィークのお出かけ候補に、ぜひどうぞ。松井山手駅から徒歩6分、駐車場も1台ご用意しています。

ご予約・お問い合わせ

金曜夜は席が埋まりやすいので、事前のご予約をおすすめします。仲間との集まりや少人数の宴会もお気軽にご相談ください。14名以上で貸切対応も可能です。お待ちしています。

📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:0774-64-1164

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