松井山手で共働き夫婦の外食先に選ばれる居酒屋。週末の夫婦ディナーに密着

「週末こそゆっくり外食したいのに、なかなか二人ともピンとくる店が見つからない」

「子どもを預けた貴重な夜なのに、気が張るお店じゃ逆に疲れる」

「かといって、チェーン店ではちょっと味気ない……」

松井山手・京田辺エリアに住む共働き夫婦からよく聞こえてくる声です。仕事も家事も育児も、平日は目の前のことをこなすだけで精いっぱい。だからこそ週末の夜くらいは、ちゃんとした料理を食べながら、二人でゆっくり話したい。そんな「当たり前だけどなかなか叶わない」夜を、毎週末コツコツ叶え続けているお店が、松井山手駅から徒歩6分のところにあります。

今回は、鉄板バル藤村商店のオーナーシェフ・藤村知広の一日に密着。仕込みから営業終了まで、その日どんな気持ちで厨房に立っているのかを追いかけました。

こんな方におすすめ

  • ✅ 松井山手・京田辺周辺で週末に夫婦で使えるお店を探している方
  • ✅ 気取らずゆっくり飲み食いできる居酒屋を知りたい方
  • ✅ 鉄板焼きやステーキを普段使いの価格帯で楽しみたい方
  • ✅ 滞在時間を気にせず会話を楽しめるお店に行きたい方
  • ✅ 地元に「行きつけ」と呼べるお店を見つけたい共働き夫婦の方
松井山手で共働き夫婦の外食先に選ばれる居酒屋。週末の夫婦ディナーに密着 | 鉄板バル藤村商店

午後3時、静かな厨房で始まる仕込みの時間

藤村さんの一日は、夕方の開店よりずっと前に始まります。午後3時ごろ、まだ誰もいない店内に入ると、まず鉄板の状態を確認するところから。厚さ約25mmの分厚い鉄板は、使い続けることで育っていくもの。「機嫌が悪い日もあるんですよ、鉄板にも」と藤村さんは笑います。

この日の仕込みのメインは、週末の夫婦連れに人気の牛ハラミステーキ用の肉の下処理と、名物「うそつきピザ」の生地の準備。ハラミは筋や余分な脂を丁寧に取り除きながら、部位ごとに繊維の向きを確認していきます。「ハラミってね、どこをどう切るかで食感が全然違うんです。33年やってて、それが今もいちばん面白いところ」。ホテルのレストランで培った接客の目線と、鉄板師としての職人感覚が、この静かな時間に溶け込んでいるようでした。

うそつきピザの生地は、お好み焼き用の粉を使った藤村商店オリジナルのレシピ。もっちりとした独特の食感を生むために、水分量と休ませる時間を毎回丁寧に調整しています。「ピザと名乗ってるのにピザじゃないって、自分でもうそつきやなと思いながら作ってます(笑)。でもお客様に毎回取り合いになるくらい喜んでもらえてるから、これが正解なんやろなと」。

地元野菜の仕込みも欠かせません。京田辺・久御山・八幡・宇治田原の農家から届いた野菜を、その日の状態を見ながら切り方や火の入れ方を変える。バーニャカウダ用の野菜は、素材の味がしっかり伝わるよう、シンプルに整えます。「地元の野菜って、スーパーに並んでるのと全然違う。土の話とか農家さんの顔が浮かぶ野菜を出したいんですよね」。

開店直前、藤村さんが一番気にするのは「今日のお客様の顔」

開店30分前になると、藤村さんの動きが少し変わります。料理の準備から、空間づくりへ。テーブルの位置、照明の明るさ、BGMのボリューム。「週末の夜って、お客様がどんな気分で来られるかで全然変わるんです。仕事終わりにへとへとで来られる方もいれば、特別な記念日の方もいる。だから毎日同じセッティングにはしたくなくて」。

18席というこぢんまりとした空間は、意図的に選んだサイズ感です。「大きい箱にすれば回転率は上がる。でも僕がやりたいのはそこじゃない。お客様の顔が全部見えて、声が届いて、料理を出した時の表情がわかる。それができる規模感がここなんです」。開業から13年、この距離感を守り続けてきた理由がそこにあります。

✓ ここまでのポイント

  • 仕込みは開店3時間以上前からスタート。肉の下処理・うそつきピザの生地・地元野菜の準備を毎日丁寧に行っている
  • 18席の空間は「お客様全員の顔が見える」ための意図的な選択。大箱よりも距離感を大切にしている
  • 開店前の空間づくりもルーティン。照明・BGM・テーブル配置を毎日の客層に合わせて調整している

週末のディナータイム、夫婦連れが選ぶ「ここじゃないとダメな理由」

土曜の夜6時すぎ、松井山手からほど近い住宅街に住むというご夫婦が来店されました。「子どもを実家に預けた日の定番がここなんです」と奥様。ご主人は「他の店も行くんですけど、結局ここに戻ってきますね」と続けます。

注文は鉄板だし巻きとバーニャカウダからスタートして、牛ハラミステーキへ。そして終盤に「うそつきピザ、一枚ください」と声がかかります。藤村さんがオープンキッチンの鉄板でハラミを焼き始めると、ジュッという音と香ばしい香りが店内に広がります。「あの音と匂いだけでテンション上がるんですよ(笑)」とご主人。

200℃超に熱せられた鉄板で、表面を瞬時に焼き固める。旨みと肉汁を閉じ込めながら、中は柔らかく仕上げる。「同じハラミでも、その日の肉の状態によって鉄板の温度帯を少し変えてます。ここが鉄板焼きの醍醐味で、毎日同じにはならない面白さでもあります」と藤村さん。

二人が食事しながら話す内容は、仕事のこと、子どものこと、最近気になっていること。「ゆっくり話せる店って、意外と少ないんですよ。回転早いと気が焦るし、うるさすぎると会話にならない。ここはちょうどいい」。滞在時間に制限がないのも、藤村商店が選ばれる理由のひとつです。

「何を食べても美味しくて、うそつきピザは毎回取り合いになります。コスパも良くて、一人でもグループでも居心地がいいから、また来たくなるお店です」

40代・女性(地元在住の常連の方)

「普段使い」という言葉に込められた、13年分のこだわり

藤村さんが開業時に掲げた言葉が「気取らず普段使いできる鉄板焼きの店」。今も変わらず、その言葉を軸にしています。

「高級鉄板焼きの店って、誕生日や記念日に行く場所じゃないですか。でも僕は、もっと日常の中に鉄板焼きを置きたかった。今週ちょっとおつかれ、だからハラミ食べに行こうか、みたいな使い方ができる店にしたかったんです」。

ディナーの客単価は3,000円〜6,000円。飲み放題付きのコース料理もあり、予算に合わせて使いやすく設定しています。A5ランク飛騨牛や宮崎産黒毛和牛を使った特別な一皿も、「記念日っぽく」ではなく「ちょっと贅沢な普通の夜」として楽しんでもらえるよう価格バランスを考えています。

「高級すぎたら気を遣わせてしまう。コースも飲み放題も、二人でゆっくり楽しんでもらうための手段なんです。料理に集中してほしいし、会話を楽しんでほしい。そのための仕組みですね」。

14人以上で貸切もできるので、夫婦仲間での集まりや職場の歓送迎会にも対応しています。誕生日ケーキの持ち込みも可能なので、サプライズを計画している方にも喜ばれています。

営業終了後、藤村さんが翌日のために考えること

夜の営業が終わり、最後のお客様を見送った後。藤村さんは鉄板の清掃をしながら、その日のことを振り返ります。「今日のハラミ、少し火が入りすぎたかな」「あのテーブルのお客様、楽しそうだったな」。ひとつひとつが翌日の仕込みにつながっていきます。

「33年この世界にいて、まだ勉強することがある。それがおもしろくて続けられてるんだと思います。お客様に『また来たい』と思ってもらえた日は、素直に嬉しいですね」。

松井山手という住宅地に根ざして13年。週末になると、お気に入りのテーブルを目指してやってくる夫婦の顔が、藤村さんの「やりがい」そのものになっています。

まとめ:週末の夫婦ディナーは、松井山手の鉄板バルで

「美味しいものを食べながら、ゆっくり話したい」——それだけのことが、意外と叶えにくい。そんな共働き夫婦の夜を、鉄板バル藤村商店は13年間支え続けてきました。

気取らない空間、鉄板から届く香ばしい香り、名物うそつきピザのライブ感、そして顔が見える距離感のサービス。週末の夜を特別にしすぎず、でも確かに美味しく過ごせる場所として、松井山手・京田辺エリアの夫婦に選ばれ続けています。

なお、通常火曜日は定休日ですが、4月28日(火)・5月5日(火)は営業いたします。ゴールデンウィーク中にご夫婦でお越しいただくのも、ぜひどうぞ。

ご予約・お問い合わせは、お電話またはオンライン予約からお気軽にどうぞ。お二人のご来店、お待ちしています。

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