松井山手の飲み屋でおすすめを聞かれたら答える一軒。常連の推薦理由に密着

「行きつけの店、ありますか?」と聞かれて、すぐに顔が浮かぶ店がある人は、実はそう多くありません。総務省の調査によると、外食頻度が週1回以上の人のうち「常連として通える店がある」と答えた人は全体の3割程度に留まるという報告もあります。つまり7割の人が、まだそういう店に出会えていない。

松井山手エリアで「飲み屋のおすすめを教えて」と聞かれたとき、常連のお客様が迷わず名前を挙げる店があります。京田辺市松井ヶ丘にある鉄板バル藤村商店です。今回はオーナーシェフ・藤村知広さんの一日に密着し、常連客が通い続ける理由を探ってみました。

こんな方におすすめ

  • ✅ 松井山手・京田辺エリアで「行きつけ」になれる飲み屋を探している方
  • ✅ 気取らずゆっくりお酒と料理を楽しみたい方
  • ✅ 一人でもグループでも居心地よく過ごせる店を知りたい方
  • ✅ 常連客がなぜ何度も通うのか、その理由を知りたい方
  • ✅ 女子会や少人数の集まりに使えるコスパの良い店を探している方
松井山手の飲み屋でおすすめを聞かれたら答える一軒。常連の推薦理由に密着 | 鉄板バル藤村商店

開店前。仕込みの時間に、藤村さんの「軸」が見える

藤村知広さんの一日は、開店より数時間早く始まります。この日も厨房では、仕込みの音が静かに響いていました。

「食材は毎日確認します。京田辺・久御山・八幡・宇治田原の地元野菜を使っているので、その日の状態によって切り方や火加減を変えることもあります」と藤村さんは言います。33年の業界経験を持つ藤村さんが大切にしているのは、食材のポテンシャルを最大限に引き出すこと。特に肉は産地・部位・熟成度を毎回見極め、鉄板の温度を肉ごとに使い分けます。

厚さ約25mmの分厚い鉄板は、蓄熱性が高く、200℃超の高温で肉の表面を瞬時に焼き固めることができます。これによって中の旨みと肉汁を逃さず、ふっくらとした食感を実現しています。「ステーキって、鉄板の質で全然変わるんですよ」という一言に、長年の経験が凝縮されていました。

ホテルのレストランで接客経験を積み、独立して13年。「気取らず普段使いできる鉄板焼きの店を作りたい」という開業当時の想いは、今も仕込みのひとつひとつに宿っています。

開店直後。一人でカウンターに来る常連が教えてくれたこと

ディナータイムが始まると、最初に来店されるのはカウンター席を好む常連のお客様が多いと言います。

「一人で来てくださるお客様が、意外と多いんです。カウンターから鉄板の様子を見ながら、ハイボール一杯でゆっくりされる。その時間を気に入ってくださっている方が行きつけにしてくれています」

藤村商店はオープンキッチンです。カウンター越しに藤村さんの手元が見え、肉が鉄板に乗る瞬間、音、煙、香り——すべてがライブで楽しめます。これが「また来たくなる」理由のひとつになっているようです。

客単価はディナーで3,000円〜6,000円。飲み放題付きのコースも用意されているため、「思ったより使わなかった」という感想をよく聞くと藤村さんは言います。コスパの良さは、常連が増える大きな理由のひとつです。

席数は18席とこじんまりしていますが、滞在時間に制限を設けていません。「ゆっくりしていってください」という言葉が、お店の空気そのものになっています。

✓ ここまでのポイント

  • 藤村さんの仕込みは「その日の食材の状態を見る」ところから始まる。地元野菜・熟成肉へのこだわりが料理の底力を支えている
  • オープンキッチンのカウンターで一人でもゆっくり過ごせる空間設計が、常連客を生む仕組みになっている
  • 飲み放題付きコースあり・時間制限なしというスタイルが、コスパの良さと居心地の良さを両立させている

うそつきピザが「毎回取り合い」になると聞いて、一度食べてみたくなってきたところではないでしょうか。席数18のこじんまりした店なので、週末は埋まるのが早い日もあります。予約しておくと、カウンター席かテーブル席かも相談できます。

席を確保する——食べログから予約する

賑わいのピーク。名物「うそつきピザ」が運ばれるたびにテーブルが沸く

夜が深まるにつれ、女性グループや夫婦連れのお客様が増えてきます。藤村商店が「女子会で使いやすい」と評判になっているのは、料理のラインナップにも理由があります。

その筆頭が、名物のうそつきピザです。お好み焼き用の粉を生地に使い、バーナーで仕上げるこの独自メニューは、「毎回取り合いになる」とお客様から言われるほどの人気。一見ピザなのに、食べてみると「なるほどこれか」という発見がある一品で、初めて来た人が常連になるきっかけになることも多いと言います。

ほかにも、牛ハラミステーキ、地元野菜のバーニャカウダ、鉄板だし巻きなど、鉄板ならではのメニューが揃っています。アヒージョやお好み焼きも人気で、「何を食べても美味しい」という声がそのままメニュー構成に反映されています。

「何を食べても美味しい。うそつきピザは毎回取り合いになるから、絶対最初に頼みます」

40代・女性

「一人でもグループでも居心地がいいし、コスパが良くてまた来たくなるお店です」

30代・女性

「料理が出てきたときのテーブルの反応を見るのが、一番好きな瞬間かもしれません」と藤村さんは笑います。オーナーシェフとしての矜持と、人と人がつながる空間をつくりたいという想いが、ここに重なっています。

閉店間際。常連が通い続ける「本当の理由」

閉店時間が近づいても、席を立たないお客様がいます。藤村さんはそれを急かしません。

「時間制限を設けていないのは、ゆっくり話せる場所を作りたいから。料理はもちろんですが、この店に来ることで誰かと話せる、気持ちが軽くなる——そういう場所になれたらと思っています」

行きつけの店というのは、料理だけで決まるものではありません。値段だけでも、立地だけでもない。「この店に来ると、なんかいいな」と思える感覚の積み重ねです。藤村商店の場合、それはオープンキッチンから届くライブ感であり、距離の近い接客であり、時間を気にせず過ごせる空気感であり——そして毎回「また食べたい」と思わせるうそつきピザの存在でもあります。

なお、通常火曜日は定休日ですが、4月28日(火)・5月5日(火)は営業します。連休中の使い勝手も抜群です。14人以上での貸切にも対応しているので、歓送迎会や少し大きめの集まりにも重宝します。松井山手駅から徒歩6分、駐車場も1台あります。

まとめ:「行きつけ」は、探すより出会うもの

常連客が松井山手の飲み屋を聞かれたとき、迷わず藤村商店を推薦する理由。それは一言で言えば「ここに来ると、また来たくなる」という体験が積み重なっているからです。

33年の経験を持つ藤村知広さんが、開店前の仕込みから閉店後まで一貫して大切にしているのは、料理の質と、居心地の良さ。地元野菜や国産肉への目利き、分厚い鉄板の使い方、オープンキッチンのライブ感、時間制限なしのゆったりした空間——これらが重なって、常連が生まれ続けています。

「行きつけの店を見つけたい」と思っているなら、まず一度足を運んでみてください。予約は電話でも受け付けています。0774-64-1164まで、お気軽にどうぞ。フジムラです、とお待ちしてます。

「また来たくなるお店」を探している方が、この記事を最後まで読んでくださったということは、もう答えはほぼ出ているはずです。時間制限なし・飲み放題付きコースあり・うそつきピザ目当ての常連多数——あとは日程を決めるだけです。

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