「せっかくの夏休み、家族みんなで美味しいものを食べに行きたい——でも、どこに行けばいいかわからない」そんな気持ちを抱えたまま、検索を繰り返していませんか?
子どもには喜ぶものを食べさせてあげたい。大人は美味しいお酒も楽しみたい。でも気取った雰囲気の店はちょっと…。そんな「ちょうどいい」お店を探すのが、意外と難しいんですよね。
フジムラです。京田辺市・松井山手で鉄板バル藤村商店を営んで13年。今回は、ある夏の夜に来てくださったご家族の「ビフォーアフター」に沿いながら、この店がどんな準備と心がけで皆さまをお迎えしているか、一日に密着する形でお伝えしたいと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 松井山手・京田辺エリアで家族と夏のディナーを楽しみたい方
- ✅ 鉄板焼きやステーキを子どもから大人まで一緒に楽しみたい方
- ✅ 気軽に入れてちゃんと美味しい店を探している方
- ✅ 子連れでも居心地よく過ごせるお店を知りたい方
- ✅ コスパ良く、本物の味を家族で体験したい方

午後3時・仕込みの時間。鉄板の前に立つ前にすること
開店前の店内は、まだ静かです。厨房では、その日に使う野菜の状態を一つひとつ確認するところから仕事が始まります。京田辺・久御山・八幡・宇治田原といった地元近郊から届いた野菜たちは、産地が近い分だけ鮮度が高く、その日によって顔が少し違う。だから毎日、手に取って確かめる。
肉の仕込みも同様です。牛ハラミ、A5ランクの飛騨牛、宮崎産黒毛和牛——それぞれの部位の状態を見て、その日の焼き方の段取りを頭の中に描いておく。33年の経験があっても、素材を見ずに鉄板に乗せることは絶対にしません。「肉は一枚一枚、ポテンシャルが違う」というのが、私の基本にある考えです。
この日のために仕込んでおいた「うそつきピザ」の生地も確認します。お好み焼き用の粉をベースにした独自の生地で、バーナーで仕上げるこの一品は、来てくださるお客様のほぼ全員が注文する名物。「毎回取り合いになる」とおっしゃっていただけるのは、正直うれしい悲鳴です(笑)。
午後5時・「今日は家族で来ます」——予約の電話が入った日のこと
この記事のテーマになったご家族は、数日前にお電話でご予約いただきました。「子どもが鉄板焼きを見たことがないので、一度連れて行きたいんです」と、お母さんからのご連絡でした。
こういう予約の電話はとても好きです。お客様がどんな夜を想像しているかが、声のトーンから伝わってくる。「だったらカウンター席に近い位置で、鉄板がよく見える席を取っておこう」と、その場で段取りを決めました。
うちの店は18席とこぢんまりしていますが、オープンキッチンになっているので、鉄板の前に立つ私の動きがそのまま見える。子どもたちにとっては、それ自体がちょっとしたショーになるんです。火の上がる瞬間、肉が鉄板に触れる音、煙とともに広がる香り——そういうライブ感が、「食べる前から美味しい」体験につながると思っています。
✓ ここまでのポイント
- 地元野菜・厳選肉の仕込みは毎日手で確かめることから始まる
- 予約時のひと言から席の配置や当日の演出まで考えるのが藤村流
- オープンキッチンのライブ感が、家族で楽しむ夕食の「非日常感」を生み出す
午後6時・家族が扉を開けた瞬間のこと
松井山手駅から歩いて6分。松井ヶ丘交差点からすぐの場所にある藤村商店の扉が開いて、お子さん2人を連れた4人家族が入ってきた瞬間、正直、こちらも少し緊張します。
「気取らず入れる店を作りたい」という想いで開業しましたが、それでも初めて来るお客様にとって、扉を開ける瞬間はドキドキするもの。だから私はできるだけ早く、その緊張をほぐしたい。席に案内しながら、その日のおすすめや、子どもたちが好きそうな料理をさりげなく話す。お客様との距離を縮める最初の数分間は、料理と同じくらい大切にしています。
この日、お子さんたちはカウンター越しの鉄板をじっと見ていました。「あそこで焼くの?」と目を輝かせている。そういう顔を見ると、「よし、今日も全力でいこう」という気持ちになります。
午後7時・鉄板の前で起きたこと。料理と会話と、その夜の空気
ご注文は牛ハラミステーキ、うそつきピザ、地元野菜のバーニャカウダ、鉄板だし巻き。王道のラインナップです。
厚さ約25mmの分厚い鉄板は、200℃を超えた状態で肉を受け止めます。表面を一瞬で焼き固めることで、中の肉汁と旨みを逃さない。この「閉じ込める」工程が、鉄板焼きの核心です。じゅわっという音とともに上がる香りに、子どもたちが「わあ!」と声を上げてくれました。そういう瞬間が好きで、この仕事を続けています。
うそつきピザをバーナーで仕上げるタイミングには、テーブルのご家族全員がこちらを向いていました。「これ、どういうピザなの?」とお父さん。「生地がお好み焼きみたいなんですよ」と説明すると、一口食べたお子さんが「美味しい!」と言ってくれた。そのリアクションがいちばんのごほうびです。
「何を食べても美味しい」「うそつきピザは毎回取り合い」
常連のお客様(40代・女性)
「一人でもグループでも居心地がいい」「また来たくなるお店」
ご利用いただいたお客様より
この夜のご家族も、気づけば2時間以上ゆっくりしてくださっていました。うちは滞在時間に制限を設けていません。会話が弾んでいるテーブルを「そろそろ…」と急かすのは、私の性に合わない。料理が終わっても、その場の空気が続く限り、それも含めてその夜の体験だと思っています。
帰り際のひと言が、次の予約につながる
お帰りになる際、お母さんが「本当においしかったです。子どももすごく喜んで」と言ってくださいました。お子さんたちも「また来たい」と。
「コスパが良い」とおっしゃっていただくことも多いのですが、私としては「値段のわりに」ではなく、「この値段でこの内容を出せている」という自負があります。ディナーは3,000円〜6,000円の客単価。飲み放題付きのコースもご用意しています。ホテルのレストランで接客を学んだ経験が、「この価格帯でもきちんとしたものを出せる」という基準になっているのかもしれません。
業界経験33年。独立してからの13年間、ずっと松井山手のこの場所で続けてこられたのは、こうして「また来たい」と言ってくださるお客様がいるからです。
まとめ|夏の思い出を、松井山手の鉄板の前で
家族で美味しいものを食べる夜は、それだけで夏の記憶になります。気取らずに入れて、食べたものが全部美味しくて、子どもも大人もゆっくりできる——そういう夜を、鉄板バル藤村商店で過ごしてもらえたらと思っています。
松井山手駅から徒歩6分。14名以上であれば貸切もOKです。誕生日などのお祝いにはケーキの持ち込みも歓迎しています。お一人でも、ご家族でも、女子会でも、ぜひどうぞ。
ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ。お待ちしています。
📞 お電話: 0774-64-1164
🌐 ご予約はこちら(食べログ予約)
※通常、火曜日は定休日ですが、4月28日(火)・5月5日(火)は営業いたします。お間違えなくご来店ください。


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