居酒屋やレストランを選ぶとき、チェーン店を選ぶ人の割合はどのくらいいるか、ご存じでしょうか。あるアンケート調査では、「外食時にチェーン店を利用する」と答えた人が全体の6割以上にのぼるというデータがあります。理由は「外れがないから」「価格が読めるから」。——その気持ち、よくわかります。
でも同時に、こんな声も多い。「どこに行っても同じ味がする」「人の顔が見えない」「なんとなく、落ち着かない」。
京田辺市・松井山手に、そういう感覚を一度で払拭してくれる店があります。鉄板バル藤村商店。創業13年、オーナーシェフの藤村知広さんが、今日も分厚い鉄板の前に立っています。チェーン店との違いは何か。一日の流れを追いながら、その答えを探しました。
こんな方におすすめ
- ✅ 気の置けない仲間と、時間を気にせずゆっくり飲みたい方
- ✅ チェーン店では物足りなさを感じている方
- ✅ 松井山手・京田辺エリアで「行きつけ」と呼べる店を探している方
- ✅ 本格的な鉄板料理をカジュアルな雰囲気で楽しみたい方
- ✅ 女子会・グループ宴会の会場を探している方

午後3時の仕込み——「手間を惜しむと、味に出る」
藤村さんの一日は、開店の数時間前から始まります。この日、店を訪ねたのは午後3時過ぎ。シャッターはまだ閉まっていましたが、裏口から漏れてくる野菜を炒める香りが、すでに何かを期待させます。
「フジムラです、どうぞ」と笑いながら迎えてくれた藤村さんの手元には、京田辺・久御山・八幡・宇治田原産の地元野菜が山積みになっていました。バーニャカウダ用に切り揃えた色とりどりの野菜。産地が近いぶん鮮度が違う、と藤村さんは言います。
「チェーン店はセントラルキッチンで作ったものが来る。悪いわけじゃないけど、僕は自分の目で野菜を選びたい。今日この野菜がどんな状態か、触らないとわからないから」
鉄板の厚さは約25mm。この分厚さが蓄熱性を生み、肉の表面を瞬時に焼き固めて旨みを閉じ込める。仕込みの段階で鉄板を丁寧にならし、その日使う食材の順序を頭の中に描いておくのも、33年のキャリアが培ったルーティンです。
「素材のポテンシャルを最大限に引き出すのが仕事。鉄板の温度は肉によって変える。そこをサボったら、お客さんに失礼ですよ」
午後5時半・開店直後——名物「うそつきピザ」の秘密
開店と同時に、常連のグループが笑い声とともに入ってきました。「うそつきピザ、絶対お願いしますね」という声が飛びます。これ、毎晩のように繰り返されるやり取りだそうです。
うそつきピザは、藤村商店の看板メニューのひとつ。お好み焼き用の粉を生地に使い、鉄板で焼き上げてからバーナーで仕上げるという独自のアイデアから生まれました。「ピザなのにピザじゃない、でも確かに美味しい。だからうそつき」と藤村さんは笑います。
チェーン店では再現できない、この一品の存在がまさに個人店の強さを体現しています。レシピはどこにもなく、作る人の手と感覚があって初めて成立する料理。お客さんの声も正直で、「うそつきピザは毎回取り合い」になるほど人気です。
オープンキッチンの鉄板の前でパチパチと音を立てながら仕上がっていく料理を、カウンター越しに見られるのも藤村商店ならではの体験。チェーン店の厨房が見えない壁の向こうにあるのとは、根本的に空気感が違います。
✓ ここまでのポイント
- 仕込みから地元産野菜にこだわり、素材選びを妥協しない姿勢がチェーン店との最大の違い
- 名物「うそつきピザ」はここにしかない一品。オープンキッチンのライブ感も魅力
- 33年のキャリアと鉄板への知識が、一皿ごとの完成度を支えている
午後7時・賑わいの中で——「気の置けない仲間と、心ゆくまで」を実現する空間
18席のこぢんまりした店内が、この時間帯には会話と笑い声でいっぱいになります。女子会グループ、夫婦、友人同士の少人数グループ——客層はさまざまですが、みんな共通してリラックスしているのが印象的です。
藤村さんは鉄板の前に立ちながら、カウンター越しにお客さんと言葉を交わします。「今日どうでした?」「そのワイン、合いますよ」。料理を運ぶだけでなく、会話そのものを場の一部にする——ホテルのレストランで積んだ接客経験が、自然体でにじみ出ています。
「気取らず来てほしい、というのが開業当初からの一番の想い。常連さんが友達を連れてきて、その友達がまた来てくれる。そういう輪が広がるのを見るのが好きなんです」
滞在時間制限なし、というのも実は大事なポイントです。チェーン店では「2時間制」が当たり前になっていますが、藤村商店にその縛りはありません。仲間との会話が盛り上がって、もう一品頼んで、また話して——そういう夜の使い方ができる店が、松井山手にある。それだけで十分、来る理由になります。
「一人でもグループでも居心地がいい。また来たくなるお店です」
30代・女性
「何を食べても美味しいし、コスパが良い。友達を連れてきたくなる」
40代・女性
午後9時・締めの一皿——普段使いできる鉄板バルの本質
夜が深まり、テーブルには牛ハラミステーキの皿が並んでいます。分厚い鉄板で焼かれた断面は美しいロゼ色。熟成具合と火の入れ方が絶妙に合わさったとき、肉はただの食材ではなく「体験」になる——藤村さんがよく口にする言葉です。
客単価3,000円〜6,000円というレンジも、「普段使いできる」というコンセプトに一致しています。飲み放題付きのコースも用意されていて、友人グループで訪れても会計を気にせず楽しめる設計。これがお客さんから「コスパが良い」と言われ続ける理由です。
また、14人以上での貸切も対応しているため、歓送迎会や誕生日パーティーの場としても使いやすい。誕生日ケーキの持ち込みもOKで、大切な人の特別な日を、チェーン店にはないアットホームな雰囲気で祝えます。
「チェーン店と比べてどこが違うか、って聞かれたら——僕は毎日同じ場所に立って、お客さんの顔を覚えて、その人が好きなものを知っている。それだけです」と藤村さんは言いました。シンプルな言葉ですが、そこに13年分の積み重ねがある。
まとめ——松井山手で「行きつけ」を作るなら、ここから始めよう
鉄板バル藤村商店の一日を追って気づいたのは、チェーン店との違いは「規模」や「価格」ではなく、人の手と顔が見えるかどうか、という一点に尽きるということです。
仕込みから地元野菜を選ぶこと。うそつきピザという唯一無二の一品を持つこと。オーナーが鉄板の前に立ち、お客さんの顔と名前を覚えていること。時間制限なく、仲間との夜を心ゆくまで過ごせること。どれひとつとっても、チェーン店には真似できない価値です。
松井山手駅から徒歩6分。松井ヶ丘交差点からすぐ。「また来たくなるお店」を探しているなら、ぜひ一度、この鉄板の前に座ってみてください。お待ちしています。
ご予約・お問い合わせは、お電話またはネット予約からどうぞ。お気軽にご連絡ください。
鉄板バル藤村商店|京田辺市松井ヶ丘3丁目8-16|松井山手駅徒歩6分|ディナー営業(火曜定休・※4月28日・5月5日は営業)|全席禁煙|駐車場1台あり


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