春から初夏にかけて、何かと飲み会やちょっとした集まりが増える季節になってきました。歓送迎会が一段落したと思ったら、ゴールデンウィークの予定が入って、気づけばカレンダーが埋まっていく——そんな時期ですよね。
そういう季節だからこそ、「気軽に使えてちゃんと美味しい店」を探している方は多いと思います。松井山手・京田辺エリアでご縁をいただいている鉄板バル藤村商店は、開業13年。オーナーシェフの藤村知広が、ずっと大切にしていることがあります。それが「お通しを出さない」という方針です。
え、そんなこと?と思われるかもしれません。でも、この一見小さなこだわりの中に、このお店の姿勢がぎゅっと詰まっています。今回は藤村シェフ本人に、その本音を語ってもらいました。
こんな方におすすめ
- ✅ 松井山手・京田辺エリアで普段使いできる鉄板バルを探している方
- ✅ お通しや席料などの「見えないコスト」が気になる方
- ✅ 一人でも、仲間とでも気軽に立ち寄れる居心地の良いお店を知りたい方
- ✅ 藤村商店の雰囲気やシェフの人柄が気になっている方
- ✅ 女子会・夫婦での外食・常連として通える行きつけのお店を探している方

「頼んでいないものにお金をもらう気になれない」——シェフの正直な話
フジムラです。お通しを出さない理由、聞かれることが結構あるんですよ(笑)。
正直に言うと、理由は単純で、「自分がお客さんとして嫌だったから」です。ホテルのレストランで接客をしていた時代、33年間この業界にいる中で、いろんなお店の文化を見てきました。お通しというのは飲食業の慣習として長く続いているもので、否定するつもりは全くありません。でも、自分のお店を作るなら、「頼んでいないものにお金をもらうのは違うな」と思っていたんです。
特にうちみたいな、普段使いしてほしい鉄板バルでは、「会計が想像とずれていた」という感覚を絶対に持って帰ってほしくない。食事の最後に「あ、美味しかった、また来よう」と思って帰ってもらうためには、食べたものの価値と払った金額が素直につながっていないといけないと思っています。
お客様に「コスパが良い」と言っていただけることが多いんですが、それは価格を下げているというより、「自分が選んだものだけ払う」という明朗会計の安心感が大きいんじゃないかなと思っています。
ホテル接客の経験が教えてくれた「本当の居心地の良さ」
藤村シェフがお通しなしの方針を徹底している背景には、ホテルでのレストラン接客経験が深く関わっています。
「ホテルのレストランって、サービスが洗練されている分、お客さんも少し身構えるんですよね。それはそれで素晴らしい体験なんですが、私がやりたかったのはもう少し違うもので。誕生日じゃなくても、特別な記念日じゃなくても、なんとなく今夜はちょっと美味しいもの食べようか——そういう日常の延長に使ってもらえるお店を作りたかった」と藤村シェフは話します。
だから、席料も取らない。お通しも出さない。代わりに、鉄板の前でシェフ自らが焼いてお出しする料理に、全力を注いでいます。厚さ約25mmの蓄熱性の高い分厚い鉄板で、200℃超の高温で肉の表面を一気に焼き固め、中の旨みと肉汁を逃さない——この一点にこそ、コストと手間をかけています。
「お通しの300〜500円をお客さんに返す代わりに、その分を食材と技術に乗せている、というイメージです。払った分だけ美味しいものを食べてもらいたい。それだけです」
✓ ここまでのポイント
- 藤村商店がお通しを出さないのは「頼んでいないものにお金をもらいたくない」というシェフの正直な考え方から
- 明朗会計へのこだわりは、ホテルでの接客経験から培った「本当の居心地の良さ」への想いにつながっている
- お通しにかかる費用の代わりに、食材・調理技術に全力を注ぐという姿勢が「コスパが良い」という評価を生んでいる
名物「うそつきピザ」も、牛ハラミステーキも、全部「選んだもの」を楽しんでほしい
お通しなしの明朗会計だからこそ、逆にメニューへの信頼感が生まれています。「何を頼んでも美味しい」というお客様の声が多いのも、偶然ではないかもしれません。
「何を食べても美味しい」
30代・女性(常連のお客様)
「うそつきピザは毎回取り合い」
40代・女性グループのお客様
名物の「うそつきピザ」は、お好み焼き用の粉を生地に使い、バーナーで仕上げるオリジナルメニュー。「ピザと言い張っているけど、実はこれが一番うちらしい一品」と藤村シェフは笑います。鉄板で焼く工程と、バーナーで仕上げる香ばしさが加わって、クセになる味に仕上がっています。毎回「取り合いになる」と言われるのが、シェフにとっては何より嬉しい声だそうです。
もちろん、牛ハラミステーキも外せません。産地・部位・熟成度を見極め、肉ごとに鉄板の温度を使い分ける——33年のキャリアが凝縮された一皿です。A5ランクの飛騨牛や宮崎産黒毛和牛も仕入れることがあり、その日の食材状況はぜひお問い合わせを。また、京田辺・久御山・八幡・宇治田原といった地元産の野菜を使ったバーニャカウダや、鉄板だし巻きなど、鉄板を最大限に活かしたメニューが揃っています。
ディナーの客単価は3,000円〜6,000円程度。飲み放題付きコースもご用意しているので、女子会や少人数グループでの利用にもぴったりです。
「行きつけ」になってもらうために、変えないことがある
松井山手駅から徒歩6分、全18席のこじんまりとしたお店です。オープンキッチンなので、鉄板の前でシェフが焼いている様子がそのまま見えて、食欲をそそる音と香りがお席まで届きます。滞在時間の制限もなし。ゆっくり話しながら、何杯でも飲んでもらえます。
14名以上からの貸切も対応しているので、歓送迎会や宴会の場としても使っていただけます。誕生日ケーキの持ち込みもOK。「特別な日だけじゃなく、ふらっと来てもいい」——そう思ってもらえるお店でいたいと藤村シェフは言います。
一人でカウンターに座って鉄板焼きをつつくも良し、夫婦でゆっくり食事するも良し、女子会で盛り上がるも良し。「一人でもグループでも居心地がいい」という声は、この距離感の近い空間から生まれているのだと思います。
なお、通常は火曜日が定休日ですが、4月28日(火)・5月5日(火)は営業します。ゴールデンウィークのお出かけ先として、ぜひ候補に入れてみてください。これは狙い目です。
まとめ——明朗会計は、信頼のひとつの形
お通しを出さない、席料を取らない。これはケチっているのではなく、「自分が選んだものだけに正直にお金を払える」という関係を、お客様と結びたいというシェフの姿勢です。
開業13年、33年の業界経験——その積み重ねの中で変えなかったことが、京田辺・松井山手に「行きつけにしたい鉄板バル」として根付いた理由なのかもしれません。
ぜひ一度、藤村商店の鉄板の前に座りに来てください。何を食べようか迷ったら、まず「うそつきピザ」から。あとのことはその時に(笑)。お待ちしてます。
ご予約・お問い合わせは、お電話またはWeb予約からどうぞ。お気軽にご連絡ください。
鉄板バル藤村商店
京都府京田辺市松井ヶ丘3丁目8-16
松井山手駅徒歩6分 / 松井ヶ丘交差点より50m
駐車場1台あり / 全席禁煙


コメント