居酒屋の常連客のうち、50代が占める割合は全体の30〜40%に上るという調査結果があります。しかし「50代が通い続けたくなる店」を意識して設計されている飲食店は、意外なほど少ない。フジムラです。鉄板バル藤村商店のオーナー、藤村知広です。
実際にうちの店を振り返ると、週に1〜2度顔を出してくれる常連さんの中心は、やはり50代の方々です。最初は「近所だから試しに」と来てくださって、気がつけば1年・2年・3年と通い続けてくださっている。「なんでこんなに来てくれるんだろう」とふと考えることがあります。記念日記事でも手作りへのこだわりを語ったことがありますが、今回は少し違う角度から掘り下げてみたいと思いました。50代の方が「ここを行きつけにしよう」と決める理由の、本音のところを。
8月も終わりに近づき、夏の疲れが少しずつ出てくる時季です。夕暮れが早くなりはじめ、夜風がほんの少し和らいできた今こそ、「この秋も通えるお気に入りの店を持っていたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
こんな方におすすめ
- ✅ 松井山手・京田辺で行きつけにできる飲食店を探している方
- ✅ 「また来たくなる店」がなかなか見つからないと感じている方
- ✅ 50代になって、自分に合った外食スタイルが変わってきたと気づいた方
- ✅ ゆっくり会話できて、料理もちゃんと美味しい店を求めている方
- ✅ 夫婦や気の合う仲間と、気取らず通える場所を持ちたい方

「美味しいだけ」では通い続けない。50代が行きつけに選ぶ店の条件
まず正直に言わせてください。料理が美味しいのは、今や最低条件です。チェーン店でもクオリティが上がった時代に、「美味しいから行く」だけで常連になる人はほとんどいない。特に50代は、外食の経験値が高いぶん、舌も目も肥えています。
50代の方が「行きつけ」にする店を選ぶとき、判断基準は料理の味以外にいくつかあります。
ひとつは「自分のペースで過ごせること」。滞在時間に制限があったり、混雑した店内で急かされたりする環境は、50代にとってストレスになります。藤村商店では滞在時間の制限を設けていません。夕方17時から夜23時まで、お客様のペースで過ごしていただけます。「ゆっくり飲める店がない」という声は、うちに来てくださる前に皆さんが抱えていたお悩みとして、本当によく聞きます。
もうひとつは「一人でも複数でも居心地がいいこと」。仕事帰りに一人で立ち寄れる気軽さと、友人や夫婦で来たときの賑わいが、同じ空間に自然に共存している——そういう店は実は少ない。18席というコンパクトな規模が、ここではプラスに働いています。カウンターからテーブルまで、どの席でも鉄板の火の音と香りが届く。その空気感が「一人でも寂しくない」「グループでも落ち着いて話せる」という感想に繋がっているようです。
夏の終わりに「また来たくなる」理由。料理の記憶が呼び戻す
8月の終わり、夏の疲れが体に残っている時季に、鉄板の前に座るとどうなるか。200℃を超えた厚さ25mmの鉄板で焼き上げる牛ハラミステーキの香りは、それだけで気持ちをほぐす力があります。肉の表面を瞬時に焼き固めて旨みと肉汁を中に閉じ込める——この感覚はオーブンやフライパンでは出せない。鉄板調理の醍醐味です。
常連の方がよく言うのが、「何を食べても美味しい」という言葉です。ステーキだけでなく、地元の京田辺・八幡・宇治田原産の野菜を使ったバーニャカウダ、鉄板だし巻き、そして名物の「うそつきピザ」。お好み焼き用の粉を生地に使い、バーナーで仕上げるうそつきピザは「毎回取り合いになる」と言っていただけるほど人気です。テーブルに出た瞬間、みんなが手を伸ばす——そのライブ感もオープンキッチンならではだと思っています。
50代の方がリピートする大きな理由のひとつに、「食べたものの記憶が鮮明に残る」ということがあります。鉄板の前でシェフが焼く様子を目の前で見て、湯気の立つ料理をそのまま受け取る体験は、記憶に刻まれやすい。「あの味、また食べたくなった」という感覚が、次の来店を引き寄せます。
✓ ここまでのポイント
- 50代が行きつけを決める基準は「美味しさ」だけでなく、自分のペースで過ごせる環境と、一人でも複数でも居心地がいい空間にある
- オープンキッチンの鉄板料理は「食べた記憶が鮮明に残る」体験を生み、リピート来店を引き寄せる
- 名物のうそつきピザや地元野菜のメニューなど、「何を食べても美味しい」と感じられる幅の広さが通い続ける理由になっている
「一人でも複数でも居心地がいい」「また来たくなる」——そう感じてもらえる店かどうかは、実際に足を運んでみないと分からない部分があります。席数18のコンパクトな店なので、週末は特に埋まりやすい日が続いています。まずは座席を確保してから、夏の終わりの鉄板を体験してみてください。
「一人でもグループでも居心地がいい。また来たくなるお店」
50代・女性
「コスパが良い。うそつきピザは毎回取り合い」
50代・グループ
「コスパが良い」の本当の意味。50代が感じる価値の正体
お客様の声に「コスパが良い」という言葉が出てきます。これは単純に「安い」という話ではありません。50代は、値段と体験の釣り合いを見る目が鋭い。「これだけの料理とこの居心地で、この値段で済むなら十分だ」という感覚——それがコスパの正体だと私は思っています。
藤村商店のディナーは3,000円〜6,000円の客単価を想定しています。飲み放題付きのコースも用意しているので、「いくらかかるか分からない」という不安がない。明朗な価格設定は、50代の方が安心して「次も来よう」と思える土台になっています。
A5ランクの飛騨牛や宮崎産黒毛和牛も扱っていますが、それを「高級感の演出」のためには使っていません。鉄板の蓄熱性と職人の技で、肉のポテンシャルを最大限に引き出すことが目的です。産地・部位・熟成度を見極め、その肉に合った鉄板温度で焼く——33年の経験で積み上げてきたことを、普段使いできる価格の中で提供したいという考えが根本にあります。
京田辺で夫婦2人が月1回の鉄板バルディナーを続ける理由でも書きましたが、「特別な日でなくても使える」という感覚が、長く通い続けてもらえる店の条件だと感じています。
秋の入口に「行きつけの店」を持つということ
夏が終わりに近づくこの時季、何かと節目を感じやすい時期でもあります。子どもの独立、仕事の変わり目、生活リズムの変化——50代は人生の転換点が重なりやすい年代です。そういうタイミングで「変わらずそこにある場所」の価値は、じわじわと上がっていきます。
藤村商店は創業13年。松井山手の住宅街の中で、変わらずディナーを提供し続けています。松井山手駅から徒歩6分、松井ヶ丘交差点から50m。「いつ行っても同じ顔がある」という安心感が、常連の方々にとって大きな意味を持っているようです。
「行きつけ」を持つことは、外食の満足度を底上げするだけでなく、日常の中に小さな楽しみの軸を作ることでもあります。京田辺で個人経営の居酒屋が「当たり」だったと感じる理由を読んでくださった方からも、「こういう店を探していた」という声をいただきます。常連の方が増えるほど、店の空気も少しずつ育っていく——そういうサイクルを13年間、松井山手でつくってきました。
50代の方が「ここにしよう」と決めるとき、最後の決め手になるのは、たいてい「店主の顔が見えること」だと思っています。オープンキッチンで目の前に立ち、お客様と言葉を交わしながら焼く——その距離感が、チェーン店では代替できないものです。京田辺でカウンター席のディナーが特別になる理由も、同じ文脈で語れます。
まとめ:行きつけは「探すもの」ではなく「気づくもの」
50代の方が藤村商店に通い続ける理由を整理すると、こうなります。
自分のペースで過ごせる空間があること。何を食べても「また食べたい」と思える料理があること。コスパの納得感があること。そして、変わらず迎えてくれる場所であること——これが本音の理由です。
「行きつけの店を見つけたい」と思いながら、なかなか決め手がない方は多い。でも実際には、「1回行ってみたら自然とまた来た」という形で決まることがほとんどです。探して見つけるのではなく、来てみて気づく。藤村商店はそういう場所であり続けたいと思っています。
ご予約・お問い合わせは 0774-64-1164 まで。水・木・金・土・日・月の17時から23時まで営業しています(火曜定休)。松井山手駅から徒歩6分、駐車場も1台ございます。ぜひどうぞ。
「何を食べても美味しい」「コスパが良い」「また来たくなる」——この記事で紹介したお客様の声が、自分のことになるかどうか、一度確かめに来てください。行きつけの店を持つ最初の一歩は、予約を入れることです。


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