居酒屋やバルを利用するお客様のうち、「お酒が飲めない」もしくは「あまり飲まない」と答える方は、実は全体の3割前後いるというデータがあります。にもかかわらず、多くの飲食店ではノンアルコールの選択肢がウーロン茶とジュースの2〜3種類で終わっていることも珍しくありません。
フジムラです。京田辺市・松井山手の鉄板バル藤村商店を営んでいます。今日は、うちがノンアルドリンクを充実させている理由を、正直にお話しようと思います。単純に「需要があるから」ではなく、もっと根っこのところに、お店として大切にしていることがあるんです。
こんな方におすすめ
- ✅ お酒が飲めない方と一緒にバルや居酒屋を楽しみたい方
- ✅ 仲間全員が同じくらい満足できるお店を探している方
- ✅ 松井山手・京田辺で女子会や少人数グループの場所を探している方
- ✅ ノンアルでも「ちゃんと飲んでいる感」を味わいたい方
- ✅ 気の置けない仲間と、時間を気にせずゆっくり過ごしたい方

「一人だけ飲めない」は、実はグループ全体の居心地に直結する
グループで来店されるとき、必ずしも全員がお酒を飲むわけではありません。妊娠中の方、クルマで来られた方、体質的にアルコールが合わない方、あるいはその日の気分でソフトドリンクにしたい方。理由はさまざまです。
そういう場面で、ノンアルの選択肢がウーロン茶一択だったとします。するとどうなるか。「自分だけ地味なものを飲んでいる」という、なんとなくの疎外感が生まれます。お酒を飲んでいる仲間は楽しそうなのに、自分のグラスは最初から最後まで同じもの。料理がどれだけ美味しくても、その空気はじわじわとテーブル全体の雰囲気に影響します。
これはお客様から直接聞いた話ではありませんが、何年もテーブルを見続けていると、自然と見えてくるものがあります。飲めない方のグラスが空いているのに気づいても、何を勧めていいか分からず間が空いてしまう——そういう場面を、開業当初に何度か経験しました。それが、ノンアルドリンクの選択肢を増やし始めたきっかけです。
お酒の代わりではなく、「料理に合う飲み物」として設計する
うちのノンアルドリンクを設計するとき、基準にしたのは「お酒の代わりになるか」ではなく、「鉄板料理と一緒に飲んで美味しいか」という点です。
たとえば、牛ハラミステーキのような旨みが強い肉料理には、さっぱりしたものが合います。名物の「うそつきピザ」——お好み焼き用の生地をバーナーで仕上げた、うちだけのメニューです——は、生地の香ばしさに負けない飲み物を合わせたい。地元野菜を使ったバーニャカウダには、素材の甘みを邪魔しないものが合う。
「何を食べても美味しい」「うそつきピザは毎回取り合い」というお声をいただくことが多いのですが、その料理の美味しさは、飲み物との組み合わせで初めて完成すると思っています。アルコールを飲む方には料理に合うお酒を提案するように、料理に合わせたドリンク提案へのこだわりはノンアルコールにも同じように向けています。
見た目にも気を遣っています。グラスに氷を入れて、ちゃんと「飲んでいる感」が出るように。テーブルでお酒と並んでも見劣りしない。それだけで、グループの空気は変わります。
✓ ここまでのポイント
- 「飲めない一人」の居心地は、グループ全体の雰囲気に影響する
- ノンアルドリンクは「代替品」ではなく、鉄板料理に合う飲み物として設計している
- 見た目・グラスの質感まで含めて「飲んでいる感」を大切にしている
ノンアルでも料理に合う飲み物を一緒に楽しみたい、でも実際どんなメニューや雰囲気なのか確かめてから行きたい、という気持ちはよく分かります。飲み放題付きコースや鉄板料理のラインナップは、テーブルを囲む全員が納得できるよう設計されています。予約は食べログからも受け付けています。
飲み放題コースにノンアルを入れた、ちょっとした本音
藤村商店の飲み放題付きコースには、ノンアルコールドリンクも含まれています。これ、実は当初から意識して入れた設計です。
よくある飲み放題って、「飲める人向け」になっていることが多いんです。飲めない方は別料金でソフトドリンクを頼むか、コースを外れるか。それだとグループで来たときに、会計が少し複雑になるし、なによりテーブルで「あの人だけ違う」という空気が出てしまいます。
うちは14人以上で貸切もできるお店なので、歓送迎会や女子会でまとまった人数が来てくださることがあります。そういう場面ほど、全員が同じコースの中でそれぞれ好きなものを飲んでほしい。「コスパが良い」という声をいただくことが多いのですが、それはお酒を飲む人だけではなく、飲めない人にも同じ納得感を持っていただきたいという考えがベースにあります。
お通しを出さない明朗会計へのこだわりと根っこは同じで、「使いやすく、フェアな場所でありたい」という気持ちです。
「一人でもグループでも居心地がいい」
常連のお客様より
「また来たくなるお店」
女性グループのお客様より
「全員が心ゆくまで楽しめる場所」を目指してきた、13年間の積み重ね
ホテルのレストランで接客をしていた頃から、気づいていたことがあります。「特別な日の食事」は、誰かが主役で他の人は脇役になりがちです。誕生日の方は輝いているけれど、連れてきた友人は「ちゃんと楽しめているか」が見えにくい。
独立して「気取らず普段使いできる鉄板焼きの店を作りたい」と思ったとき、主役と脇役がいないお店を作りたかったんです。全員が、それぞれのペースで、それぞれの飲み物で、同じ鉄板料理を囲む。その対等な空気を大切にしたいと思ってきました。
席数18席の小さなお店だからこそ、一つひとつのテーブルの空気が見える。ノンアルドリンクを充実させることも、藤村商店の接客が心地いいと言われる理由の一部になっていると思っています。滞在時間の制限もありません。ゆっくり、自分たちのペースで楽しんでいただきたいから。
「何を食べても美味しい」「コスパが良い」——こういう声は本当にありがたいです。ただ、その言葉の裏に「居心地が良かった」「全員が楽しめた」という感覚があってくれたら、作ってきたものが伝わっていると思います。
まとめ:飲めない仲間がいるからこそ、ぜひ一度来てほしい
ノンアルドリンクを充実させている理由は、シンプルです。気の置けない仲間と来たとき、全員が「来てよかった」と思って帰ってほしいから。お酒が飲めない誰かに気を遣わせたくないし、その人自身にも肩身の狭い思いをさせたくない。
松井山手駅から徒歩6分。京田辺市松井ヶ丘3丁目8-16。鉄板バル藤村商店は、飲める人も飲めない人も、それぞれのグラスを片手に楽しめる場所を目指しています。
ご予約やお問い合わせは、お電話でも受け付けています。
📞 0774-64-1164
「全員が心ゆくまで楽しめる場所」を求めて読んでくれた方へ。飲めない仲間がいるグループほど、一度テーブルを囲みに来てください。席数18席の小さな店なので、週末は特に早めの予約をおすすめします。


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